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No ekko↔︎No Galavy 2020 ekko&Galavy

[17244] [飛] ラ抜け(走召火暴)

[注記]本日のこの記事は、いわゆる『ら抜き言葉』とはなんの関係もありません。

なんの自慢にもなりませんが、わたくしの、このブサイクな顔の内側にある脳、容量も処理能力も小さい上に、その大半が AEF や紅探、そして航空知識に割り当てられ、他の用途ではほとんど使いモノにならないコトは、既に既知の事項です(笑) そんな脳容量の、それなりの部分を占める航空知識ですが、いま29歳(永遠に(爆))のわたくしがヒコーキマニアとしてチャクチャクと知識を積み重ねていた頃って、まだインターネットなんてモンは存在せず、積み上げた知識の一部は HUMINT(現地での聞き取り情報)であるのを除けば、大半は航空系書籍雑誌からのものであり、とりわけ基礎的な情報に関していえば、わが国のトラディショナルな航空雑誌(航空情報AIREVIEW、エアワールド航空ファン、月刊エアライン、航空ジャーナル(←廃刊)、月刊翼(←休刊))によるところが大です。そりゃぁ、20年くらい前には、これらトラディショナルな航空雑誌の信頼感は絶大でした。しかし、思い上がりとかじぁなくて、最近のこれら航空雑誌、『ホントにヒコーキが好きなひとたちが編集してるのかな!?』と感じる場面が多々あります。ま、ひとえには、人間が使ってはいけない腐れ果てた文字列「離発着」の多用とかもあるんですが、いろんな意味であり得ない誤植とかが多すぎるんですよ。さて、きょうのひるめし、Osaki に行きましたら、エアワールドの7月号がありました o(^o^)o 勇躍買い求め、いつもの店でお気に入りのモンを食いつつ読んでましたら、ハワード・ヒューズの記事のトコのキャプションで、それを見つけます。エアワールド2012年7月号(通巻429号)97ページ左下。あやうく、お気に入りの海老そばを大々的にテーブルに吹きそうになりました。
 
ヒューズが世界一周早周り飛行を行なう機体に選んだロッキードスーパーエレクト


 
 
 
なんとも雄々しい機体だな(木亟走召火暴
 
 
 


マトモにヒコーキやってるひとなら、ヒューズがだいすきだったロッキードの機体が「エレクト」であるコトなど、基本的に常識以前の話です。単に誤植で「ラ」ひと文字が抜けてたってレベルの話じゃなくて、コレは基礎的素養の問題だと思うのです。誌上に「ロッキードスーパーエレクト」という文字列が並んでいて、それに違和感を感じないというなら、単なる不注意なら編集者としての素養の問題ですし、しっかり意識した上でスルーしたというなら、航空雑誌の編集者としては、ちぉっと航空知識なさすぎではないでしょうか!? 起きてる事象は表面的には『ラ抜け』ですが、コレ実態は『まぬけ』そのモノです!(呆) 今回、たまたま超インパクト強かったので取り上げましたが、重ねて申しますにこれに限らず最近の航空雑誌の編集ヒド過ぎますんでね。ちぉっと警告しておきたいところです。

ロッキード・スーパーエレクト(爆) Lockheed Super Elect (LOL)

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