My Flight Data Recorder

No ekko↔︎No Galavy 2020 ekko&Galavy

[17401] [鴨] [H10] 終焉


昨日は、すばらしい学園祭シーズン開幕を堪能したんですが、考えてみますに、実は納品日の翌日だったりしたんですね。いやね、何年キャリアを重ねたって、リサーチャーにとって、納品のあとってのはイヤなモンですよ。電気製品とかみたいに、カタログ通りできていればイイって性質のモノじゃなくて、決まった形とか、標準規格みたいなモノがあるワケじゃないですからね。ずいぶんカンタンにできちゃったなぁと思いながら、おそるおそる納品したのに、超絶大絶賛されることもあれば、自信満々で送って数分後、電話かかってきてメチャクチャ罵倒されるコトもあるんです。そのくらい、この世界の品質評価って難しいんですよ。「こうやっとけば大丈夫」なんてセオリーはないので、納品の後、今回の報告書が絶賛されるのか、罵倒されるのか、薄氷を踏む思いですごすコトになるワケです(さいわい、最近は罵倒はほとんどありませんがね)。休日にわざわざ職場に出向いてまで、メールをチェックしようとする、わたくしの心情をお察しいただければと ^^;;
 
ま、メールチェックなんて、何もなければモノの十数分で済むワケで、休日といえば観鴨所でしょ (^^) はい、2012-2013年の観鴨所シーズンはとっくに始まっており、オナガどもとハシビロくんが若干数、完全に定着しています(ただ、5〜6年前と比べても、ずいぶん機数が減ってるんですよ orz)。キンクロどもやヒドリやホシハはまだですが、いずれ帰ってきてくれるでしょう。さて、B2 あたりは「雀にパンを与える」ジジババが居ついており、地上系の鳥どもがわさっと群れをなしてますので、当然ながらそこに鴨類も寄ってきます(他の鳥が集まるってコトは、食い物がある可能性が高いってコトですからね)。んなコトで、労せずして鴨どもを観測しつつ、CASIO EX-H10 で時折撮影しますが、そろそろ夕方、Bentendo に線香あげて、引き揚げましょう。バッグにおざなりに H10 を突っ込み、やおら立ち上がりますと、傾いたバッグから H10 が Broadway のアスファルト路面に墜ちて、「カッキーン」という派手な音をたてます。うわ、けっこう強く当たってんぞ!! 拾い上げ、電源をいれてみますと…


 
レンズが途中で引っかかって、
出てきません (T-T)
 


2010年2月7日以来 988 日間、計3回の航空祭と、61回の BENI Live に展開し、多くの思い出を残してくれた H10 ですが、この瞬間をもって用途廃止となりました。ご臨終の地は、不忍観鴨所 Broadway 上 B2 付近でした。もうコンデジ要らねぇかなとも思ったんですが、さすがに思い直し、上野のヨドバシ寄って OLYMPUS SH-25MRを購入です。いままでありがとう、乙でした (-人-)
 
H10 の遺作です↓
CASIO EX-H10 遺作
 
↓左側が EX-H10、右側が SH-25MR です。
CASIO EX-H10 と OLYMPUS SH-25MR


UPDATE 1530Z (iPad) #EE7621