[17718] [ジェットスター] [飛] 朽ちた桟橋（蔑）

ヒコーキマニアは、当然に飛行機及び航空運送にはこだわります。ウルサイです。でも、かりに、そらのたびを愉しもうとする場合、ヒコーキマニアは、飛行機の特性を知り、それぞれに合ったすごし方をする術をこころえております。シロートではないので、LCC に乗って「シートが狭い」だの「酒が出ない」だのと、まるっきり見当違いのクレームをつけるヴァカはいません。狭ければ狭いなりに、飯や飲み物が出ないなら出ないなりに、ラウンジが無くたって、座席指定が有料だったって、マイルが貯まらなくたって、“LCCだから、そんなモンだぉ”と割り切って、それなりに折り合うコトはできるのです。だから、6月にはじめて GK/JJP (Jetstar Japan) で飛んだとき、わたくしは別段、違和感や不快感は覚えませんでした。金額をかんがえれば、この程度だというのには納得できましたから、「たまには利用もアリだね」と思ったトコでした。でもね、航空サービスの評価ってのは、飛行機ばかりで決まるワケじゃなくて、むしろ『人』のファクターが大きかったりするんですよ。今回、わたくしはそれを思い知るコトになりました。
　
さて、前述した通り、この会社はヒコーキには問題無いと思う。で、ネットで予約して、人的要素という側面で誰ともかかわらなければ、ホント静穏に飛行が終わると思う。でもね、たとえば何かトラブルがあったとしたら、きっと中の人とかかわらなくてはいけなくて、ゆえに、中の人の対応がもしgdgdだったら、それは不愉快な思いをするコトになるのは必定です。えー、今回、搭乗者の変更が必要になり、それがネットでできないというので、仕方なくコールセンターに電話したんですな。たかだか搭乗者の変更、10分くらいで済むと、だれもが思うじゃないですか。『ナビダイアル、20秒ごとに10円の料金…』なんてアナウンスを軽くスルーして、ささっとつながったのでひと安心…とか思ってたら、

　
モタモタ・グズグズと、
延々33分（激怒）
　

そもそもの応対が“厨房並み”の上、ちぉっと複雑なコトを問うとすぐ「少々お待ちくださいませ」と話を中断し、キーボードらしきモノをぷちぷち叩いたり（音がする）、誰かに聞くのか保留にするとかで、延々と待たされるワケです。いやね、LCC である以上、メシが出ないとか席が狭いとかのコストダウンは、当然にあり得るでしょう。しかし、電話の受け応えもマトモにできないような『厨房未満』にコールセンターで電話対応させてよいなんて道理はあり得ません（アウトソーシングの場合でも同様）。そもそも、ノーマルな手続きのほとんどがネット上で済む LCC においては、電話をかけて来る客のほとんどは、ヒコーキのチケットの買い方も知らないような素人か、または今回のわたくしのようなイレギュラーのいずれかだと思うんですね。そこで、応対に金を取ってまで（注）電話対応をする以上、そこはせめて“マトモな会社と同じ程度に”やっていただきたいんですよ。さもないと、ヒコーキに不慣れな人は「あぁ、ヒコーキってこんなにgdgdでメンドくさいんだ、それなら次は新幹線にしよう」となりかねないですし、慣れた人なら電話で持ちかける話はあらかた複雑な案件でしょうから、いずれにしてもストレヌが高いです。船にたとえるなら、「船体は他所並みにマトモだけど、乗り降りするための桟橋が朽ちていて、いつズボっと墜ちるか分からない」って状態です。船に乗る前、または乗ったあとに、どんだけヒドい目に遭うコトか orz …という懸念が絶えないんです。こうなってくると、その利用はたちまちストレヌになります。わたくし個人に関して申し上げれば、

　
馬鹿馬鹿しくて、もう
二度とかかわりたくない
（超呆）
　

という状態にあります。仮に今後、ジェットスターを使うとしたら、「絶対に電話応対の必要のない単純きわまりない利用パターンで、かつ、もしトラブルが起こっても電話なんかかけず、捨ててもいいくらい運賃が安い場合」などに限られると思われます。
　
（注）LCCでは、電話で何か手続きしようとすると、必ず手数料が発生します。また、その通話料は「ナビダイアルで20秒10円」の利用者負担です。
　
UPDATE SEPT19-2315Z (iPad) #228B22