[17765] [ANA] [全日空] 羊頭狗肉

#445th NH0016　 RJOO 2300Z+ - 0109Z RJTT 　ACFT；JA757A (B777-381)　P/3K　On time　(for BENI CYGNUS LIVE 2013 Tottori College ＠Kurayoshi)
　

あさです。2日間の作戦任務をともにした愛機ラクティスと別れ、わたくしはそらのたびです。週明けの大阪→東京の航空路、中華人民共和国もまっ青なJR東海の見解（注）とは裏腹に、どう考えても朝の便は軒並み満席です (^^)　長蛇の列の一般入口を横目に、プレミアム優先検査場を抜け（このためだけでも5〜6千円を払う価値ありと考えます）、10分しかいられないプレミアムラウンジでトマジュウを呷り（仮に禁酒解除を迎えた後も同じ。朝ですから（笑））、ゲートに着きます。プレミアムクラスなんでおとなしく搭乗優先順位3位を待ちますが、ダイヤモンドだけで16人いるって、どんだけ高頻度客が集中してんだよって感じですね。んなコトで搭乗しますが、機内はみるみる満席になり、後ろの方の人たちがずっと機内に並んでいるありさまです。その列がはけたのはプッシュバックの5秒前（←まぢで笑）。さて、各種情報によれば、777のプレミアムクラスには、新型のシートが入っているものがあるとされますが、きょうのコレはいつもの「スーパーシートプレミアム（笑）」の張替え座席。ま、そんなに悪い座席でもない（しかも50インチピッチ）とはいうものの、センターディバイダーが無いなど、古くささ感が漂います。今に始まったコトではないですが、コレは全日空の悪癖でして、1〜2機しかない最新機材・装備を大々的に宣伝して、実際には改修がぜんぜん追いついていないってヤツです。前にも申しましたが、『ヒコーキの恨み』は恐ろしいのです。たとえ、がっさい座席であったとしても、もともと想定していたものであれば、別にいいんです。問題は、特定の機種や良い席を想定して行ったのに、航空会社側の都合でそれが変わってしまうコトにあるんです。とりわけ全日空の場合、それが優良誤認につながるコトが多く、先のプレミアムクラスの座席の件では、公取にかちこまれて焼きまで入りましたからね。まぢな話、そのようなだまし討ちのような、羊頭狗肉作戦はぜったいにおやめいただきたいんです。いまの全日空は、“期待した通りのヒコーキや座席に乗れない鴨”という疑心が先に立ち、ついつい脚が遠のきがちになっちゃってるトコで、その状況において、わたくしの環境では、ライヴァル日本航空 JMB の「2年連続 CRYSTAL」ステータス獲得がおおむね確実になって来ているんですから、ホントなんとかしませんといけないと思いますのです。
で、例によってイケてない「プレミアム GOZEN」をボソボソ食って、まぁそれでもたのしいそらのたびです。機はやがて雲海に接し、それを超えて RJTT (Haneda) に到着です。コレがあの乗り物モドキなら、今ごろまだ Hamamatsu あたりを涙目で這いずってるトコでしょう。
　
後日談。実はあの新しいプレミアムクラスシート、かなりダメらしいです（笑）　詳しくは 全日空 新型 プレミアムクラス ひどい あたりで。なんだ、当たらなくて良かった（笑）
　

（注）曰く「東京⇔大阪間の輸送は新幹線にお任せいただける状態なので、航空はご退場いただきたい」ですって（ヴァカワラ）
　
UPDATE OCT28-1520Z (iPad) #B8860B